さ行
さ
し
刺繍直し
留袖などにみられる金糸の刺繍のほつれを直す加工です。また、スナッグ(糸引き)も直します。
仕立て
弊社の和裁士は国家検定の2級のライセンスを持っており、そのうち2名は和裁科の職業訓練指導員の免許を持っています。 和裁の仕立も中国・ベトナム、またハイテク(機械)仕立等に押されがちですが、弊社では手縫いの良さを100%発揮し、お茶で着用される方、踊りで着用される方等、用途、体型を考えて手縫いならではの方法を熟知、考察して縫い上げます。 約10名の和裁士で鋭意頑張っております。 尚、着付け教室をしたり、きものを着る機会を増やす等し、着易いきものを美しく縫う等の勉強も致しております。
仕立替え
寸法が合わなくなった着物を洗張、又は染替等して再び着用しやすい着物に仕立てます。
しみ抜き
洗いだけでは落ちない部分的に付着した汚れを取ります。 例えば食べこぼし・汗・泥はね等は洗いだけでは落ちないのでこの処理をします。 ※洋服のしみ抜きも致します。
シルクパック
虫食い、カビの予防に最適です。 今では、昔のように虫干しをしなくなりました。 建築様式が昔と変わり、サッシの窓で機密性が強く、風通しの悪い家模様となりました。 きものを着用する機会は減り、タンスの中でカビが生えやすい環境となりました。 そこで、弊社のシルクパックをおすすめします。 真空パックではありません。中に窒素を充填してふんわりとパックするので、きものの風合いを損ねません。2年間の保証付き。 ◎すばらしい9大メリット 1. 防カビ効果 2. 防虫効果 3. 湿気遮断による縮み防止 4. 金銀箔の変色防止 5. ガス退色・酸化退色の防止 6. 黄変防止 7. きものの保護(市販の防虫剤や防カビ剤は一切不要) 8. 虫干し等の手入れが不要 9. 2~3枚一緒にパック 出来てお得です。 ※尚、きものを着用される場合は、パックの端をはさみで切る等してきれいにあけて頂き、再度お持ち頂ければ、最パックが可能です。
地色替え
訪問着・附下・色留袖など従来の柄を生かしたまま地色のみ染め替えることもできます。
す
せ
そ
染替
派手になったもの、古くなった柄を京染めでお好みの色・柄に生まれ替わります。 色無地を別の色無地・小紋等に染め替えて、また違った趣きのきものに変えることができます。 また、淡い色から濃い色、無地から小紋に染め替える事により多少のシミ・ヤケは気にならなくなります。 それとは別に一旦白生地にして新たな柄に染め替えることもできます。
袖丸み
袖丈によって、また好みによって決めます。 1尺3寸(49.2cm)ぐらいの袖丈で5分(1.9cm) 後は袖丈が長く成るに従って大きくしていきます。
袖巾
袖幅・肩幅の出し方は、仕立屋さんによって多少違いがありますので、袖幅を決めておいた方がよいです。 袖幅の方を肩幅より 1.5~2.3cm(4~6分)広めにします、特に身幅が狭くて裄が長い場合は肩から内揚げまでの斜めがきつくなり縫い込みの収まりが悪くなりますので、袖幅をさらに広げることもできます。(生地幅注意)
袖付
好みや体型によって多少違いますが通常は 5.5~6寸(20.8~23cm)です。 付け違いといって繰り越しを多めにしたいときなどに、前の袖付けを長めに後ろの袖付けを短めにすることもあります。
袖丈
身長、年齢、体型、用途、好みより決めます。 外出着は、年齢30才で身長の 1/3 位で、若い人は長めに、年輩の人は短めにします。 家庭着、浴衣は軽快さ、涼しさを考えて、1~1寸5分(4~6cm)短めにします。 未婚の礼装は、袖の長さで若さを表現するので、中振り袖では着丈-9寸(34cm)、大振り袖で着丈-6寸(23cm)ぐらいにします。