か行
か
かけつぎ
虫食い穴、焦げ穴などを直す加工です。
ガード加工
繊維一本一本を弊社オリジナルのガード液で撥水加工し、液体がついても玉状になってはじき、雨などからきものを守ります。 防縮効果がありますので、雨に降られてもきものの形を崩しません。 尚、カビも生えにくくなります。
カビ取り
ブラッシングやタンブラー洗いできものに付いたカビを取り除きます。 この工程で落ちなかった場合はしみぬきで落とします。 仕立上がりのきものの場合は、丸洗(+しみ抜き)料金になります。 反物の場合は、洗張(+しみ抜き)料金になります。尚、反物でも、刺繍または金加工がある場合は、ドライ張り(+しみ抜き)料金になります。
家紋入れ
書き紋は留袖・喪服・黒一つ紋羽織・一つ身等に入れます。機械紋ですが、染料が油性染料を使用しますので、雨またはタンスの中の湿気、水浸にも紋泣き(紋の白い部分に縁、または紋様の色がにじんで黒く(青く)にごる事)がありません。 手描き紋と違い非常に細く濃い美しい線で紋を表現し、画一的な美しい紋です。抜き紋は色留袖・訪問着・色無地等に正式着用として入れます。 紋山を決めて上絵を書きます。次に紋の白地になるところを薬品で抜染します。 白い石持ちが無くても正式に着用できる様に美しい抜き紋が出来ます。縫い紋は訪問着・附下・色無地等に略式用に入れます。 日本刺繍用の釜糸、原糸を使用します。16素糸の糸を使い分けて平よりで縫い紋糸を作ります。 太い線、細い線を表現しますので、立体感のある表情豊かな紋が仕上がります。 縫い方は、けし縫いと駒縫いの2通りです。
柄直し
留袖、振袖等、胡粉(ごふん)加工が黄色く変色している箇所を白く復元させる加工です。
き
金彩加工
訪問着、留袖、振袖等の金・銀箔の剥離・脱落箇所を直します。 また、お子さんのきもの(一ツ身、四ツ身等)で全体に古いシミ(黄変シミ)があるものは、柄を伏せて金または銀箔の吹雪加工で新たなきものに蘇させることもできます
く
くりこし
肩山より後ろの方に衿肩明を切る寸法で、自然に衣紋が抜けるようにする為にします。 通常は5分(2cm)ですが、体型や、用途によって増減します。 猫背の人は、逆繰り越しをする場合もあります。